収納もアドバイス

インテリアコーディネーターのお仕事もしています。

ブログへの訪問いつもありがとうございます。

岡山・倉敷の整理収納アドバイザー＆インテリアコーディネーター&方眼ノートトレーナー堀井です。

先日も、インテリアコーディネーターのお仕事で呼んで頂いたのですが、収納のアドバイスもさせて頂きました。

気になった図面がこちら。

左側のクローゼットのハンガーパイプの下に押入れの様な枕棚がありました。

施主様のご希望だそうです。

何を収納するためですか?と質問してみたら、下に衣装ケースを置くためにと言われました。

衣装ケースを置くだけなら棚は必要く、棚があることで、ハンガーパイプが使いづらくなります。

特に背が低い奥さまには、モデルハウスで試してもらうとハンガーパイプまで手が届きづらそうでした。

押し入れの様な棚は、例えば下の段に扇風機などの季節家電や雛人形などを、上の段にお布団や衣装ケースを置くには有効的ですが、下の段に衣装ケースを置いて、上には服を掛けるだけならそのままハンガーパイプがある方が使いやすいです。

衣装ケースもクローゼット用の奥行きを使われているなら、なおさら。

そして、別のお家の打ち合わせで気になったのがこちら。

リビングにある収納なんですが、その他のスペースに収納が無いので、テレビ台に収納量があるものを考えられていました。

ところが、ここに何を収納するのかお伺いしたら、ひな人形と5月人形とこたつ布団だそうです。

どれも一年に1度しか出し入れしない物。

その日だけ2階の収納から下ろすでも大丈夫なモノ達でした。

このタイミングでアドバイス出来ていなかったら、きっとこのお家が建った後はリビングの一番良い場所にある収納に1年に１度しか出し入れしない物を収納して、本来そこに収納したら良かった物が部屋にあふれ出てしまったり、必要の無い家具を増やしていたかもしれません。

こちらのお家は、次回のインテリアの打ち合わせの際までに何を収納するかを考えて来て頂く事にしました。

それから収納の形を考える予定です。

ハウスメーカーや工務店さんで家を建てられる際に、プロだから的確なアドバイスをしてくださる場合もありますが、そうで無いときも実はかなりあります。

整理収納サービスにお伺いすると、どうしてこんな収納にしたのだろうか？と思うことがあります。

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