先日、冷蔵庫を買われるお客様より相談を受けました。
ブログへの訪問いつもありがとうございます。
岡山・倉敷の整理収納アドバイザー&インテリアコーディネーター&方眼ノートトレーナー堀井です。
パナソニックさんの冷蔵庫を検討されていました。
候補が2つあって、奥行きが違いました。
一つが、大容量のこちら。
奥行きが745mmあります。
そのため、全体的に容量は多くなります。
もう一方がこちら。
同じ種類の奥行きが699mmのタイプです。
奥行きが狭い分、それぞれの容量は小さくなります。
トータルで、50L違います。
ここで、お客様はもちろん、大容量を選ぼうとされましたが、私のオススメは下の奥行き699の方です。
理由は、3つ有ります。
1つ目が冷蔵庫の奥行きは、深くなればなるほど使いづらい。
特に、背の低い方だと、上の方は奥行きが深いと、余計に取り出しづらくなります。
そうなると、奥にあまり使わない物が入って行き、そこで賞味期限切れを起こしてしまいます。
160㎝ある、私の身長でも1番上の段は使いづらいので、ケースを入れて、飲み物を管理しています。
2つ目が通路の幅です。
今回の方は、特に、来年引っ越し予定でしたが、その新しいお家は対面キッチンでキッチンとの間がそんなに広くありません。
そこで、奥行きが広いのを買うと、引き出しを引き出したときに約10㎝も差があります。
さらに、自分が冷蔵庫の前に立って取り出すとなると、実際には通路幅が狭くなってしまいます。
2人でキッチンに立って作業している時など、冷蔵を開く度に、相手に動いてもらう必要があります。
使う時の事を考えると、奥行きは浅い方がオススメです。
3つ目が容量
大きい方がお得と思われるかもしれませんが、整理収納サービスにお伺いして、冷蔵を片付ける時に、どこのお家でもあるのが、賞味期限切れや、いつから冷凍しているのか分からない化石の様なモノです。
容量が大きければ、それだけ管理するのが大変になります。
特に、冷凍庫は永遠に保つのでは?と思われていて、何年も前のモノもよく見かけます。
奥行きが深い分、野菜庫なども引き出しをしっかり開けきらずに使われていると、大変なことになります。
2つの冷蔵庫を見比べてみても、飲み物などを入れて、よく使われる扉のポケットの容量は同じです。
冷蔵庫は、深くてもメリットが少ない!これが整理収納アドバイザーの私のオススメポイントです。
実際、今回のお客様は、浅い方を選ばれましたが、それでも技術の革新により、以前の冷蔵庫よりは容量が増えていました。
・10月28日(水)福山リビング新聞社
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