住宅収納スペシャリストの提案

インテリアコーディネーターのお仕事の時には、できる限り、住宅収納スペシャリストとしての提案も取り入れています。

ブログへの訪問いつもありがとうございます。

岡山・倉敷の整理収納アドバイザー＆インテリアコーディネーター&方眼ノートトレーナー堀井です。

インテリアコーディネーターの仕事は、基本的に新築の図面が完成してから始まるので、大きな変更ができませんが、できる限り、お客様の生活スタイルを想像してより良いおうちづくりのお手伝いが出来たらと思っています。

先日、アドバイスさせていただいたお家が完成しました。

吹き抜けの窓が素敵なお家です。

ちょうど、夕方お伺いしましたが、ここから満月が見えたりしたら、楽しいと思います。

今回は、パントリーにハンガーパイプのコーナーをつけることを提案しました。

車を停めて、勝手口から入ってくると、買い物を置いて、コートや上着をかけてから部屋に入れます。

ここは、キッチンに通じていて、リビングや玄関からも近いので、そちら側からのアクセスもしやすくなっています。

反対側は収納量がたっぷりあるパントリーになっています。

買い置きが多くない場合は、可動棚を上にまとめて、下の方には衣装ケースを置くと、ファミリークローゼットにもできます。

図面で見るとこちら。

私の手書きの提案でごちゃごちゃしていますが、提案前の図面がこちら。

勝手口とパントリーが別々でした。

勝手口の位置は移動しても構わないとのことだったので、パントリーの中に勝手口を作って、一部屋にしました。

そうすることで、パントリーも広くなり、お子さんが小さい間は、ここに家族の着替えを収納して、ファミリークローゼットとして使うと便利になります。

私自身、子供たちが小さい頃、フルタイムで働いていると、朝の準備の時に、子供たちを置いて2階に着替えに上がるタイミングをいつも狙っていて、目を離しても大丈夫そうな時に慌てて着替えていたので、1階にある程度の着替えが置けるスペースが欲しかったです。

子供たちが大きくなれば、また、その時にこのスペースの使い方を見直すといいと思います。

住宅収納スペシャリストの講座では、こうした生活動線も考えていただくことができます。

これから、新築を考えている方、インテリアコーディネーターのお仕事で収納提案をしたい方、ハウスメーカー、工務店にお勤めの方、いろいろな方に知っておいて欲しい内容になっています。

次回は、1月26日オンラインZoomで開催します。

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